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知って驚いた 定年のない国 米国

マンハッタンの画像

マンハッタン 遠望

米国には日本の様な年齢ベースのキッチリした定年制度は無いようです。今回は、日本とアメリカの定年制度の違いをベースに話したいと思います。

米国には定年制度は無い

今の米国では一律に何歳定年という年齢ベースでの退職はありません。私はこの道の専門家ではありませんし、あくまで自身の経験として色々と見聞きしたことをベースにしています。

 

60歳過ぎでも65歳を過ぎても期待されるレベルの仕事ができる限りその仕事を続けることは可能です。

人にはそれぞれに違いがある訳で、単純にその人の年齢で退職かどうかの判断しないという非常に合理的なことだと思います。
合理主義の国です。(笑)
以前は年齢による退職という考えもどうもあってらしいんですが、私にはよく分かりません。

 

このことを表面的に捉えると年齢関係無しに同じ環境で働き続けることが出来る楽な環境じゃないかと思われるかもしれません。

しかし、それは全くの見当違いです。
米国の就労は能力主義に依ります。成果が出ない人はいとも簡単に首を切られてしまいます。非常にシンプルかつ容赦のない判断になります。

その一方、成果を挙げることが出来る人は転職を重ねることにより出世、ランクアップして行きます。これは極めて一般的です。
従業員の入れ替えは、驚くほど頻繁に起きます。労働力の流動性が高いのです

言い方を変えると60歳を待たずに簡単に失業するわけです。
仕事を失って、その後、次の仕事が見つからなければそこでリタイヤになってしまいます。

 

米国には年功序列制度は無い

アメリカの勤労評価に関してもう一つ言えば、年功序列制度等という考えはありません。年齢と給与には何ら関係ありません。

米国は契約社会なので就職も契約で定義されます。
ジョブディスクリプションという内容で細かく仕事の内容が定義されます。その範囲外の仕事はする義務はありません。
その契約の中でサラリーその他のの条件が決まる訳です。
契約で決まった責任範囲とその達成度によって評価されます。極めてシンプルです。単純に就労期間が長くなるとが給料が上がるわけではない訳です。

 

日本の場合はどうか?

では、日本の社会はどうかと考えると、年齢による定年制度は非常に普通ですね。
小規模の会社には明確な定年制度がないかもしれませんが、大部分の企業や公務員では年齢による定年が厳密にあります。
普通は60歳ですかね。一部の会社では65歳への見直しが始まっています。


今の60歳は元気ですし、何ら問題なく仕事することが出来ます。
いつになっても仕事止めれない現実は悲しいですが、60歳以上の能力を活用する制度に変えるべきです。これから先人口も減りますし、シニアのパワーを活用する様に変えざるを得ないと思います。

 

一方年功序列制度はまだ残っているみたいですね。
私のケースは少し特殊で、随分前に年功序列制度はなくなりました。
年下の上司は何人もいますし、単純に年齢で給料が決まる訳ではありません。歳を取ると単純に給料が増える訳でも無いですし、減る訳でも無いのです。純粋に業務上の責任範囲とその能力の査定で決定されます。完全な成果主義となっています。


この様な制度は、日本企業ではまだ一般的では無いと思います。
知り合いの定年後63歳の方に、いつが私の給料のピークだったか聞かれました。私には単純に答えることが出来ませんでした。その方は年功序列ベースで話しているのです。私の様な年功序列ではない世界は、全く理解してもらえませんでした。「そんなはずはない」の一点張りです。(笑)

 

日本の場合、個人の状況に応じたフレキシビリティに欠け、また個人に対する責任の所在についての要求も緩いと思います。
多分、今後段階的に米国的な制度にシフトしていくと思います。
5年程度で変わりませんから10年20年とかけて進めることでしょう。
(勝手な予想ですが、今の制度は限界です。)

高度成長時代には受け入れられていたこれまでの就労制度は大きく曲がり角に来ています。
これまでの年功序列や年齢ベースの定年という考えを見直す時期に来ています。年金制度も合わせて大きく変わることになると思います。

 

残念ながら、今の制度は実態にあいません。持続成長できる社会を作るには、大きな見直しが必要、それが必須だと思います。
能力に合わせて給料をもらい、仕事を止める時期を決める。これがフェアなやり方です。

問題はいかに政府の都合でなく個人の幸せを考えた現実的かつ実行可能な制度にするかという点です。
今回も堅い話になってしまいました。(汗)
日本は少し特殊な国なのです。

 

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