福岡市名物の屋台
仕事を忘れてリラックスしませんか?
夕方以降、天神、中州あたりを歩いていると屋台を見かけます。
今回は、福岡市の貴重な観光資源でもある屋台について触れたいと思います。
福岡グルメの一つの屋台ですが、他の飲食店同様に今はコロナで苦戦しています。
辛抱の時期が続きます。
しかし、今は混んでいないので人気店にも待たずに入れたりします。
これはチャンスかも知れません。(笑)
屋台の現状
福岡市は観光資源でもある屋台の健全運営に乗り出しています。
今時の屋台は、電気水道完備です。
衛生面の管理が重要で徹底されており、生もの提供できません。
屋台は安心なのです。
以前より福岡市の屋台は有名でした。
しかし、衛生面の不安に加えて、通行妨害や騒音、屋台の名義貸しの問題の課題がありました。
全てネガティブな要素でした。
その上、平成7年に福岡県警から「原則一代限り」の方針が示されました。
その結果、屋台は年々減少する運命にありました。
その状況を改善する為、福岡市は平成25に福岡市屋台基本条例を制定しました。
その結果、大きく改善が進みました。
・屋台指導員による巡回/指導,ルール遵守状況の公表
・屋台の設置後に歩道が通れない屋台の移転
・上下水道,電気設備などの環境整備
等です。
さらに市がかかわることで、健全な屋台の運営が定着しています。
下のグラフは屋台の件数の推移です。
(福岡市のサイトからお借りしました。)
経営者の高齢化等で減少傾向にある屋台ですが、2017年より公募を始めました。
色々な審査に合格した屋台を加えること、で屋台業界全体の活力アップを図っています。
ラーメン、焼鳥以外のユニークな業種の屋台も現れています。
屋台って結構ちゃんとしてるんですよ!
福岡市の公式ガイドに詳しいので以下のリンクをご参照ください。
福岡市の屋台の取り組みです。
屋台のありか
屋台のありかですが、以下のマップとリストをご覧ください。
福岡市のサイトは親切なので、屋台の場所まで載っています。(笑)
屋台マップのリンクのページです。
屋台の一覧です。
ここからもマップに直接飛びます。
地図はこんな感じです。
(これも福岡市のサイトからお借りしています。)
リンクからマップのファイルをダウンロードしてご活用ください。
100軒もあるので悩ましいですね。(笑)
どんなお店に行くべきか?
これが難しいですよね。
基本的に変なお店はないので、どこのお店も問題ないのです。
しかし、私のおすすめは福岡の地元の人が通う屋台です。
福岡は食べ物が美味しくて安いのですが、そんな状況の中で地元の人が通う屋台が本当に良い屋台なのだと思います。
安くて美味しい料理に加えて福岡ローカルの話も聞けます。
福岡の人はフレンドリーなので同じ屋台に居る人に普通に声をかけ話します。
これも屋台の楽しみの一つです。
私の個人的な意見ですが、地元の人が来ない、一見さんの観光客メインの屋台は避けるべきと思います。
次回来てもらう必要が無いのですから、屋台に限らず、料理の質、価格を期待するのは難しいと思います。(言い方悪いですが、観光客相手の商売です。)
忙しいので食事を急かされるという話も聞きます。
屋台は急いで食べる場所ではありません。(笑)
ですので、私は観光客が多く集まる中州の那珂川沿いの屋台通りには絶対に行きません。(笑)
ユニークな屋台
最後に少しユニークな屋台を二軒だけご紹介します。
ジビエ料理の屋台 情熱の千鳥足さん
公募で参加した新しい屋台です。
この写真は開店した最初の頃です。
ジビエのおでん。お肉はイノシシでした。
特にクセは感じませんでした。
この日は運良く鹿のフィレ肉がありました。
赤ワインと一緒に楽しみました。
絶品でした!
ジビエは仕入れに依存するので、お肉は色々と変わるようです。
今はジビエ以外の料理も置いているようです。
屋台でジビエ料理なんていかがでしょうか?
屋台バーえびちゃん
屋台がバーなんて! と言われそうですが、この屋台は先代の頃から有名です。
福岡の屋台の中では、なかなか入れない屋台の一つです。
ここは素直にバーです。
屋台なのですが、そう感じさせません。
本格的なバーです!
いかがでしたか?
屋台は他のお客さんとも交流があります。
それも良いツマミかと思います!
本当に色々な屋台があります。
自身の足と舌で馴染みの屋台を見つけてください。
それが、屋台の一番の楽しみ方だと思います。
では、また!