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80年代UKロック考 Prefab Sprout From Langley Park to Memphis

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今回の80年代UKロックバンドはPrefab Sprout!
ロックというよりポップスですね。 

デビュー当時から、UKでは知る人ぞ知る的な知名度があったようですが、アルバム ”From Langley Park to Memphis"の”The King of Rock 'N' Roll”で一躍ブレークしメジャーになりました。
しかし、日本では、なぜか余り知られていないんですね。

 

トップのYoutubeリンクは、ソングライティングとボーカル担当でこのバンドそのものであるPaddy McAloonのBBCインタビュー(英語字幕付き)です。

 

Paddyは私と同世代なのですが、若い時の面影は無く、サンタクロースみたいです。随分久しぶりにメディアで見かけました。過去に録音した作品を正式にリリースした様です。
健康上の問題(目?)不遇の時代を過ごした様ですが、インタビューでは、急に人気が出た後での微妙な感情について語っています。
Paddyはソングライティング命の様な人なので、ちやほやされるより音楽に集中したかったのでしょう。

脱線しました。(笑)
話は戻って、Memphisという地名が使用されている様に、米国に対する様々な感情がテーマになったアルバムです。ちなみにMemphisは米国の"Music city”なのです。
ビデオや歌詞から英国人の米国に対する憧れと呆れが混ざった複雑な感情が見えて来ます。
しかし、このビデオは悪乗りし過ぎと思います。(笑)

 

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このバンドは、ボーカルのPaddy McAloonのワンマンバンドで、
彼の曲のセンスに全てが掛かっていました。

同じアルバムから、私の好きな曲をもう一曲”Cars and Girls"です。
Bruce Springsteen的な米国の歌のテーマ”Cars and Girls"に
懐疑的な気持ちを表現した曲です。


確かに米国は車社会ですが、”車と女の子”より大切なものは
あるだろうと、私も思います。(笑)


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アルバム毎に彼の才能は洗練され開花して行きます。
彼のソングライティングのUKの音楽シーンでも突出している
と思います。
しかしながら、もはや忘れさられている様に彼の才能は
過小評価されていると思います。

 

熟成が進んだアルバム”Jordan: The Comeback”から私の好きな曲を一曲。”We Let the Stars Go” 美しい曲です。
下手な日本語の曲名は陳腐で原題のイメージを損なっていまいますね。(汗)

 

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絶版が多い様ですが、本当は初期の作品から順番に追いかけると変化が見えて良いのですが、 彼らの作品から敢えて一枚選ぶとするなら、やはりベスト版ですね!

 

お時間のある時にどうぞ!