多様性の国 米国
行く度に感じることです。本当に色々な人がいます。
米国ネタが続きます。
ブログの題名変えた方が良いかもしれませんね。(笑)
仕事の関係で時々、アメリカ(米国)に行きます。
そこで感じる私の中の米国のイメージは良くも悪くも
凄く純粋な人達
砂糖の塊の様な甘いだけのケーキ
現金無しで暮らせる国
進化論を教育しない国
車がないと生活できない国
簡単に銃が買える国
節電、ゴミの分別なんて気にしない国
他にも色々有ります。
ご存知の通り、米国は移民の国です。
色々な人が居ます。
人種
肌の色
宗教
思想
能力
収入
日本とは全く逆です。(笑)
そんな違いを全部受け止めて米国は存在して来ました。
この多様性を許容することがアメリカ繁栄の原動力です。
違うことは良いことなのです。
移民の国ですから、そんな違いを一々拒否していは成り立ちません。
現実的に未だに人種差別もあり、白人至上主義の人もいますが、多様性の許容が社会の基盤にあります。
IT企業の創業者が白人では無いことが多いですよね。インド系とか良くみかけます。
また、個人の能力差が大きいのが、アメリカ社会の特徴です。
上は全く新しいものを創り出す天才から、下はお釣りの計算を満足に出来ない大人まで居ます。日本とは全く異なる社会状況です。
それを許容する社会です。
アメリカが繁栄し続けてるのは、時代に応じて少数の天才が新しい発明やビジネスモデルを作り出し、そこを起点にして経済が回り、結果的にお釣りの計算が出来ない様な人の雇用も確保しているからです。
世界初の発明・ビジネスモデルの多くが米国から出てくるのは、多様性を許容する考えがあり、違った考えの芽を摘まないからです。
例えば、UBER社の場合、いつの間にか、UBERのサービスはタクシー会社の脅威となる存在になりました。
UBERは日本で言うところの白タク(無認可タクシー)です。
UBER社に登録したドライバーによるタクシーサービスです。
素人がタクシードライバーをやって良いのです。
非常に合理的な考えです。
また、新参の自動車メーカーTESLA社 電気自動車専門の会社として15年間で2兆円を超える企業になりました。
これらの企業立ち上げには、ベンチャーキャピタル等の投資家の存在が必須です。新規のビジネスを育てる環境が米国には揃っています。
多様性の許容と規制緩和の掛け算でドンドン新しいビジネスが生まれ、米国の原動力となり、それが国民の生活に貢献する
その新しいビジネスの立ち上げは投資家がサポートする。
このパターンなのです。
必ずしも良いことばかりではないのですが、これも米国の大きな側面と思います。
一方、最近でこそ日本では、多様性(ダイバーシティ)という言葉を呪文の様に聞くようになりました。
似た価値観の国民ばかりの国では、他者と違うことは、受け入れられなかったのですが(出る杭は打たれる)、外国人を多く見かける現在、多様な価値観を受け入れることの重要性が少しわかって来たのだと思います。
規制緩和は、ずっと掛け声だけです。役人、政治家は自身の既得権益を手放しません。この辺りを比較すると日本は本当に残念です。
トップの写真はニューヨーク地下鉄の写真です。
地下にこんな未使用スペースが有るんです。(笑)
日本の様にちまちまとしないのが米国流、余裕と余力があるのです。
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