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知って損は無い 欧米と日本 コミュニケーションでの違い


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国や民族が違えば文化に違いがあるのは当然のことです。
文化に良し悪しはありません。お互いに尊重すべきです。
コミュニケーションでも大きな違いがあります。
違いを分かることは、スムースなコミュニケーションに役立つと思います。

欧米と一括りにするのは、乱暴ですが、主に英語圏の米国、英国について感じたことを書きます。

欧米人とコミュニケーションを取る際、私が感じている特に注意すべき点は4点あります。
全て基本的なことです。

1.沈黙は悪

無口な人はコミュニケーションを取る上で誤解されてしまいます。
日本では、”沈黙は金”、”あうんの呼吸”と、無口なことは必ずしもネガティブな印象を持たれないと思います。

しかし、欧米では自身の意見を主張することが当然であり、子供の頃からその様に教育されています。
自身の意見を表明しないことは、相手に能力の無さを感じさせてしまいます。 致命的です。
たとえ間違っていても、自身の意見を発言することが重要なのです。

日本人に慣れてない人達にとって、自身の意見を言わずに微妙な笑顔を見せる日本人は意味不明に思われてしまいます。
理解出来ない存在です。
積極的な発言が大切です。

 

2.謝らない文化

日本人は、プライベートでもビジネスでも「すみません」等の謝罪の言葉を気軽に使います。円滑なコミュニケーションの為であり、必ずしも謝罪というニュアンスではありません。

欧米では、話を聞き取れなかった時に、軽く「Sorry.」という位で基本的に「I'm sorry.」等の謝罪の言葉を発することは日本人に比べて遥かに少ないです。

特にビジネスの場面では、簡単には「I'm sorry.」とは言いません。それは、自身の非を認めることになり、全面降伏を意味する為、その後のビジネスに大きな影響を与える為です。

欧米人の同僚とのメールでも、メールの文中に「I'm sorry.」を2回以上書くことはありません。「I'm sorry.」は気安く言う言葉ではないのです。(家族とかの気軽な会話では使うと思います。)

 

3.Understand=合意では無い

”Understand"は、”理解した”ということで日本語の”分かった”とは異なります。”分かった”には、合意のニュアンスがあります。
しかし、”Understand"は、単に「貴方の言うことを理解した」ということで、合意(”Agree")とは別の発言です。
理解したけど、自分は異なる意見だということが、往々にしてあります。

合意しているかどうかは、しつこく確認しないと、その後の大きな誤解に繋がりかねません。身近でよく感じる課題です。

 

4.意味の無いスマイルは避けるべき

日本人は、 面白くも無いのにスマイルすることがあります。
バツが悪かったり、呆れたり、色々なシーンでスマイルしてしまいます。
これは欧米人には、全く理解出来ないと思います。
しかも スマイル=賛成 と限らないのですから。。。
スマイルで誤魔化すことなく、自身の思いを言葉で表現すべきです。
発言無く、意味の無いスマイルを浮かべる、これは最悪です。

むしろ、自分の意思を大げさなゼスチャーで表現する位が良いのです。私もそうですが、日本人的には簡単じゃないです。(笑)


文化の違いは、良し、悪しの問題ではありませんのが、これらのことを理解しておけば、少しはコミュニケーションの助けになるかと思います。

トップの写真は、マンチェスターの教会です。